トレンドブログで稼げない理由|必要なPV数を計算すると分かる

トレンドブログで稼げない理由を、先に結論から書きます。

やり方が下手だからではありません。アドセンスの収益はアクセス数でしか増えないので、必要なアクセス数がそもそも桁違いに大きいからです。そのうえトレンド記事のアクセスは1〜2週間で消えるので、書き続けないと収入がゼロに戻ります。

こんにちは、よし(吉本順一)です。アフィリエイトを2011年から専業でやっています。

僕はトレンドブログをやっていません。理由は1つで、書くのをやめた月に収入がゼロになる作りだからです。15年続けてこられたのは、書いた記事が残り続けて、後から書いた記事と一緒にアクセスを集めてくれたからでした。

この記事では、まず必要なアクセス数を計算で出します。そのあと、稼げない理由を3つに分けて、最後に何に切り替えるかを書きます。

まず、いくらアクセスが必要なのかを計算する

Googleアドセンスの収益は、この式で決まります。

収益 = ページビュー ÷ 1,000 × RPM

RPMというのは、1,000回ページが見られたときにいくらになるかという金額です。自分のRPMはアドセンスの管理画面に出ています。

そして、アドセンスにはもう1つ条件があります。お支払い基準額です。Googleのヘルプにある通貨ごとの表では、日本円のお支払い基準額は8,000円になっています。この金額に届くまで、報酬は1円も振り込まれません。

お客様のアカウントに保留中のお支払いがなく、Google のプログラム ポリシーに準拠していれば、未払いの収益がお支払い基準額に達し次第お支払いが行われます。

出典:Google AdSense ヘルプ「お支払いを受け取る」

では、その8,000円に届くには何ページ見られればいいのか。RPMごとに計算しました。

RPM8,000円に必要なページビュー
100円80,000
200円40,000
300円約27,000
500円16,000

RPMがいくらになるかはジャンルによって変わるので、ここの数字は目安です。自分のRPMを式に入れて計算してみてください。

同じ表には、もう1つ手前の基準額も載っています。日本円では1,000円で、ここに届くまで受け取り方法の指定ができません。つまり、1,000円に届いて受け取り方法を決めて、8,000円に届いて初めて振り込まれる、という2段構えです。

見てほしいのは金額の大きさではなく、必要なアクセス数の桁です。最初の振り込みを受け取るだけで、数万ページビューが必要になります。

アフィリエイトなら、1件で3,000円の案件を3件出せば9,000円です。このとき、ページビューが何回だったかは報酬に関係しません。ここが、稼げないと感じる一番の原因です。

理由1 トレンド記事のアクセスは1〜2週間で消える

トレンド記事が読まれるのは、その話題が注目されている間だけです。話題が終われば、検索する人がいなくなります。

つまり、100記事書いても、アクセスを集めているのは直近の数本だけです。残りの90本以上は、置いてあるだけで何も生みません。

トレンド記事資産になる記事
アクセスが出るまで数時間から数日3ヶ月から半年
アクセスが続く期間1〜2週間年単位
書くのをやめたら1ヶ月で収入がほぼゼロしばらく残る
記事が増えると古い記事は死んでいく積み上がる

この表の一番下が決定的です。トレンドブログは、記事を増やしても積み上がりません。走り続けないと同じ場所にいられない作りになっています。

月に30本書いて月3万円になったとして、来月も30本書かないと3万円は維持できません。これを1年続けられる人はほとんどいません。

理由2 ニュースの言い換えは、Googleが禁止行為に挙げている

トレンドブログの書き方としてよく紹介されるのが、ニュースサイトやSNSで話題になっていることを調べて、自分の言葉に直してまとめる、というやり方です。

これはGoogleの「ウェブ検索のスパムに関するポリシー」の、スクレイピングという項目に当てはまります。

他のサイトのコンテンツを、元のソースを引用もせず、独自のコンテンツや価値を加えずに転載する

他のサイトのコンテンツをコピーし、(語句を類義語に置き換えたり 自動化された手法 を使用したりして)若干の修正を加えたうえで転載する

出典:Google検索セントラル「Google ウェブ検索のスパムに関するポリシー」

2つ目の「語句を類義語に置き換えて、若干の修正を加えたうえで転載する」が、まさにニュースの言い換えです。

逆に言えば、自分で調べたことや自分が見たことを足していれば、この文には当てはまりません。問題は、速報性を優先すると足す時間が無いことです。早く出すことと、独自の中身を入れることが、同時に成り立ちません。

同じポリシーの別の項目に引っかかる作り方として、1ページだけのサイトを大量に作るやり方もあります。そちらはペラサイトは今も稼げるのかに書きました。

理由3 1ページ目が大手メディアで埋まっている

芸能ニュースや事件、新作ゲームの情報で検索してみてください。1ページ目に並ぶのは、新聞社、テレビ局、公式サイト、大手のまとめメディアです。

速報の分野で個人が勝てない理由は2つあります。

  • 出す速さで負けます。大手は取材した本人が書いているので、個人がそれを見てから書く時点で後発です
  • サイトの信頼で負けます。同じ内容なら、Googleは運営元がはっきりしている報道機関を上に出します

個人が入り込めるのは、大手が書かない細かい話題だけです。ただし、大手が書かない話題は検索する人も少ないので、今度はアクセス数が足りなくなります。

そもそもアドセンスの審査が通らないことも多い

稼ぐ以前に、アドセンスに申し込んでも通らないという相談をよく聞きます。

Googleは申し込みの条件として、コンテンツが高品質かつオリジナルで、読者を集めるものであること、と書いています。ニュースを要約しただけの記事が並んだサイトは、ここで引っかかります。

アドセンスは審査に通って初めて使えます。その審査の基準が「オリジナルであること」なので、ニュースを言い換えて量産する作り方とは、最初から相性が良くありません。

では何に切り替えるか

同じ時間を使うなら、アフィリエイトに移すことをすすめます。理由は、さきほどの計算のとおりです。

トレンドブログ(アドセンス)アフィリエイト
何で報酬が決まるかページビューの数申し込みや購入の件数
月8,000円に必要なもの数万ページビュー報酬3,000円の案件なら3件
記事の寿命1〜2週間内容が古くならなければ年単位
書くのをやめたら1ヶ月で収入がほぼゼロしばらく入り続ける
必要な記事数毎月書き足し続ける当たる記事が数本あればいい

切り替えるときの順番は1つだけ決まっています。先にASPに登録して、案件を見てください。どんな商品が、いくらの報酬で売れるのかを知らないまま記事を書くと、アクセスは集まっても報酬にならない、という今と同じことが起きます。

最初の1社はA8.netで良いと思います。登録が無料で、サイトが無くても登録でき、登録すれば案件の一覧をそのまま見られます。

案件からキーワードを決める手順はアフィリエイトのキーワードの探し方に、ASPの選び方はアフィリエイトASPおすすめ比較にまとめています。

それでもトレンドを扱いたいなら、毎年くりかえす話題にする

トレンドを全部やめる必要はありません。狙う話題を変えれば、記事が残ります。

やめる話題残る話題
芸能人の熱愛や炎上毎年ある行事(入学、確定申告、年末年始)
その日の事件や事故季節のもの(花粉、梅雨、台風、暖房)
新作ゲームの発売日そのゲームの攻略や設定の解説
一度きりのイベント毎年開かれるイベントの行き方や混雑

右側は、1年経つとまた検索されます。1回書けば、翌年も翌々年もアクセスが戻ってきます。中身を少し手入れするだけで使い続けられるので、記事が資産になります。

そして右側の話題には、売る商品があります。確定申告なら会計ソフト、花粉なら空気清浄機、入学なら学習教材です。アドセンスだけに頼らずに済みます。

よくある質問

アクセスはあるのに収益がないのはなぜですか

読んでいる人が、お金を払う場面にいないからです。

芸能ニュースを読みに来た人は、知りたいことを知ったら帰ります。何かを買おうとしてそのページに来たわけではありません。アクセス数と報酬は別の話です。

何記事書けば稼げるようになりますか

トレンドブログの場合、記事数では決まりません。今月いくつ書いたかで決まります。先月の記事はもう読まれていないからです。

記事数が効いてくるのは、内容が古くならない記事を書いたときだけです。

アドセンスとアフィリエイトは、どちらを先にやるべきですか

アフィリエイトが先です。アドセンスは審査に通らないと使えませんし、通っても必要なアクセス数が大きいからです。

アフィリエイトは審査なしで提携できる案件があるので、記事が数本の段階から始められます。アドセンスは、アクセスが増えてきてから足せば十分です。

今あるトレンドブログは消したほうがいいですか

消さなくていいです。ただ、新しい記事を同じやり方で足すのはやめてください。

今あるサイトの中から、今も検索されている記事を探してください。1本でもあれば、その話題の周りを掘り下げて記事を足していきます。そこから、内容が古くならないサイトに作り変えられます。

まとめ

  • アドセンスの報酬はアクセス数でしか増えない。日本のお支払い基準額は8,000円で、RPMが300円なら約27,000ページビューが必要になる
  • トレンド記事のアクセスは1〜2週間で消えるので、記事を増やしても積み上がらない。書くのをやめた翌月に収入がほぼゼロになる
  • ニュースを言い換えて書くやり方は、Googleのスパムポリシーのスクレイピングの項目に当てはまる
  • 速報の1ページ目は報道機関と公式サイトで埋まっていて、個人が入る余地がほとんどない
  • 切り替えるなら、先にASPで案件を見てから記事を書く。報酬3,000円の案件なら3件で8,000円を超える
  • トレンドを続けるなら、毎年くりかえす話題に寄せる。1回書けば翌年も読まれる

トレンドブログで稼げないのは、努力が足りないからではありません。アクセス数で報酬が決まる仕組みと、記事がすぐ古くなる作りが重なっているからです。仕組みのほうを変えれば、同じ作業量でも結果が変わります。

切り替えたあとの進め方はアフィリエイト初心者の始め方とアフィリエイトで月5万円を稼ぐ手順にまとめています。

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