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「靖国神社」観光を100%楽しむ10の方法

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みなさんは靖国神社についてどのようなイメージをお持ちでしょうか?毎年のように首相の靖国神社参拝に関するニュースが取り上げられてれていますが、本来は人々の命や平和を重んじた神社であり、その一方で観光地としての魅力も兼ねそろえた神社でもあります。

靖国神社と観光名所、この二つの言葉が結びつかないという方もいらっしゃると思います。どうしてもニュースで見るような政治・戦争と関連付けてしまいがちですが、靖国神社には観光地としても楽しめる景色が境内の至る所にあり、そのなかで様々な祭事や行事が行われています。

目次

①靖国神社に込められている願い

靖国神社の始まりは明治2年(1869年)と比較的新しい神社です。建設された当初の名前は東京招魂社でしたが、明治12年(1879年)に「靖国神社」と改称されました。”靖国”という社号は明治天皇によって命名されたもので、「祖国を平安にする」「平和な国家を建設する」という願いが込められています。そしてこの靖国神社には毎年多くの参拝客の方が訪れています。境内には本殿をはじめ、神門や鳥居や庭園など観光としても楽しめるものが多くありますので、参拝とともに観光もどうぞお楽しみください。

【住所】東京都千代田区九段北3丁目1-1
【営業時間】6:00~18:00
【電話】03-3261-8326
【公式HP】https://www.yasukuni.or.jp/

②春と秋の例大祭

http://blog.livedoor.jp/soemon/archives/50587286.html

靖国神社では一年を通して様々な祭事が行われています。その中でも春と秋に行われる例大祭は靖国神社で最も重要な祭事とされており、今年の春の例大祭は4月21日~23日までの3日間、秋の例大祭は10月17日~20日までの4日間開催されました。例大祭では、清祓・当日祭・第二日祭・直会の諸儀が斎行され、当日祭には天皇陛下のお遣いである勅使も参向になります。祭事そのものはとても神聖なものですので気軽に観光を楽しむとはいきませんが、境内では各種奉納芸能、特別献華展、奉祝行事などの催し事が行われていますのでこの期間中にあわせて神社へ訪れる方もいるようです。

③夏の風物詩「みたままつり」

https://www.huffingtonpost.jp/2015/07/13/mitama-festival_n_7790062.html

靖国神社の祭事のひとつ「みたままつり」。靖国神社というよりも、もはや東京の夏の風物詩ともなってきているみたままつりは毎年30万人もの参拝者の方がを訪れています。この祭事では大小3万超の提灯や各界名士の揮毫による懸雪洞が境内に掲げられ、九段の夜空を美しく彩っています。光に包まれた参道での盆踊りは都内で一番早い盆踊りとして有名でもあり、軒を連ねる夜店の光景は昔懐かしい縁日の趣が感じられます。観光の一時をこのような場所で過ごしてみるのもいいかもしれませんね。

【開催期間】7月13日~16日
【開催時間】9:00~20:00(みたままつり期間中の社頭参拝は 6:00~21:30)
※終了しました

④いつ来てもOK!?色々な行事が行われています

https://mirai-report.com/blog-entry-1145.html

靖国神社での主な祭事といえば先ほどご紹介した「例大祭」や「みたままつり」ですが、このほかにも年間を通して様々な祭事・行事が行われています。新しい一年の始まりである1月1日には新年祭、続く2月には桃の節句御神楽の儀、春の例大祭が行われる4月にはさくらまつりや桜花の季節御神楽の儀や昭和祭など5つ以上もあります。その後も7月のみたままつりや9月の仲秋の季節御神楽の儀、10月の秋の例大祭、12月31日の除夜祭と毎月何かの行事が開催されています。日曜日には骨董市が開かれることもあり、どの時期の観光でも神社らしい雰囲気が楽しめそうです。

⑤緑豊かな境内

http://keny72.blog.fc2.com/blog-entry-235.html

靖国神社の境内には緑の木々が多く自然のエネルギーも感じられ、季節の移り変わりが見られるのも観光地としての魅力です。さらに境内には明治初期に作られた「神池庭園」という全国有数の名園があります。一番の見どころである回遊式の滝石組みや日本一の長さを誇る花崗岩の直橋は是非とも見ていただきたいです。神社仏閣と緑の風景は心を和ませてくれることでしょう。

⑥桜の名所&お花見スポット

https://minkara.carview.co.jp/userid/9733/car/10875/2523941/3/photo.aspx

靖国神社には約600本の桜があり、春になると満開の桜の景色を見ることができます。”靖国の桜”の名がついているこの桜の木々は、靖国神社(当時は東京招魂社)が創建された翌年の明治3年に、この地に初めて植えられた桜が始まりです。日本を象徴する桜ですが、靖国神社に眠る英霊たちにとっても誇りの象徴です。靖国神社は桜の名所としても有名で春の観光やお花見に多くの方が訪れています。

⑦靖国神社についてより深く追求しよう

靖国神社のなかには遊就館という施設があり、施設内には22部屋の展示室と2つの映像ホールが備わっています。遊就館では遺品などを収蔵・展示しており、展示室では主に英霊のご遺書・ご遺品と歴史記述パネルを、映像ホールでは靖国神社や、英霊に関する映画を公開しています。玄関ホールには零式艦上戦闘機(ゼロ戦)やC56型31号機関車、89式15糎加農砲、96式15糎榴弾砲なども展示してあります。ここを目的に参拝・観光に来るという方も珍しくありません。

【住所】東京都千代田区九段北3丁目1?1(靖国神社 遊就館内)
【営業時間】
9:00~16:30(元日 0:00~16:30、みたままつり期間中(7月13日~16日)、9:00~21:00)
※入館は閉館の30分前まで
【電話】03-3261-8326

⑧茶寮「結」の海軍カレー

靖国神社境内にある遊就館1階には「結」という茶寮があります。こちらではコーヒーやケーキなどの軽食があるのですが、観光客の中で話題なのが海軍割烹術参考書より再現された「海軍カレー」。そのお味はぜひ実際に食べてみなさん自身でお確かめください。また遊就館には売店もあるので、参拝・観光の記念品やお土産を買うこともできます。売店では英霊や靖国神に関連する図書、国旗、ぬいぐるみ、ネクタイピンなどお土産としてはあまり見ないような靖国神社らしい商品が取り揃えられています。

【住所】東京都千代田区九段北3丁目1?1(靖国神社 遊就館内)
【営業時間】
4月~9月 9:00~17:30 / 10月~3月 9:00~17:00
※元旦 0:00~17:00
※みたままつり期間中(7月13日~16日)、9:00~21:00
※入館は閉館の30分前まで
【電話】03-3261-8521
【食べログ】https://tabelog.com/tokyo/A1309/A130905/13055768/

⑨靖国神社へ人気の観光ツアー

靖国神社への観光をお考えの方の中でしっかりとした知識が欲しい、見物だけでなく色々なお話が聞きたいという方には都内観光でおなじみの「はとバス」でのツアー参加をおすすめします。「皇居・靖國神社と東京タワー」というツアープランでは、靖国神社への参拝、そ東京の名所をめぐる厳選コースで迎賓館の見学をすることができます。靖国神社とあわせて他の都内観光もできるので、毎回たくさんの方が利用している人気のプランです。

【はとバスツアー】皇居・靖國神社と東京タワー
【コース番号】A7328
【料金】ひとり4,500円
【内容】東京観光

⑩靖国神社 食事処や売店

靖国神社には、食事処や売店が6つあります。その食事処や売店を紹介いたします。

レストラン 靖國八千代食堂
神社創建150周年と令和を記念して新たに設けられた落ち着いた和風の店内では、靖国神社外苑休憩所ならではの料理が楽しめます。
名物は「たまご丼」です。その他にも、厳選された素材と自家製つゆを使った美味しいお蕎麦などもあります。
また、靖国神社参拝の記念に、八千代食堂オリジナルのお菓子やオリジナルグッズを販売しているので、お土産におすすめです。

レストラン アティックルーム靖國外苑 cafe & dining

昭和の洋館をイメージした店内で、ゆったりとした時間を過ごすことができます。
店内は、無料Wi-Fiに加え、電源コンセントを使うことができようになっています。
ランチメニューは、毎週変わって出てくるようです!見た目も鮮やかでボリュームも満点です。

レストラン 茶寮「結」
お店のメニューは、オリジナルの「海軍カレー」や、各種うどん、軽食、おしるこやあんみつなどの甘味、コーヒーやドリンクなどです。
コーヒーやドリンクも用意しています。

売店 SAKURA
SAKURAでは、その名の通り、靖国神社のシンボルフラワーである「桜」をテーマにしたお店です。
靖国神社オリジナルのお菓子や、江戸切子、手ぬぐい、石鹸、文房具、絵葉書などが販売しています。

売店 ミュージアムショップ
ミュージアムショップでは、零戦タンブラー、日本刀型和菓子ナイフ、遊就館コレクションなどが販売されています。
また、靖国神社関連の書籍やDVD、お菓子や和小物なども販売しています。

売店 えびや
えびやでは、懐かしいこまやけん玉、万華鏡などの郷土玩具や、「雷おこし」などの東京名物を販売しています。

まとめ

終戦70年という節目を迎える今年は靖国神社にとっても特別な年です。世界には色々な人がいて色々な考え方があるのは当然のことです。”靖国神社への参拝”に敏感になっている方も中にはいらっしゃるかもしれませんが、一度足を運んでこの景色を目にすれば純粋に「靖国神社」という一つの神社、一つの観光スポットとして楽しめるところだと思います。もちろんここは神社ですので、観光だけでなく参拝することもお忘れないように。

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