Googleは今週のI/Oで行われたAMAで、ウェブ・バイタルの上位について、コア・ウェブ・バイタルがGoogle検索でのランキングにどのような影響を与えるかについて質問されました。要するに、Googleは、3つの「良い」スコアをすべて持っていないと順位が上がらないというわけではなく、また、一度「良い」スコアを獲得したら、さらに順位を上げるために高いスコアを取ろうとする必要はない、と述べました。
この質問と回答は、AMAの36分20秒のところで出てきました。その質問とは、「ページエクスペリエンスは2つのランキング要素ですか?- 良い経験」のページだけがランキングを上げることができるのか、それともページ経験のシグナルがランキングに与える影響には卒業があるのか?" という質問でした。
Googleのフィリップ・ウォルトン氏は、少なくとも完全には二元的なものではないと言いました。
ジョン・ミューラー氏は、「良い閾値に達したら、それは私たちにとってかなり高いハードルのようなもので、あなたは安定したポイントにいます。その時点では、ミリ秒単位のミクロな最適化を行っても、サイトのランキングには何の影響もありません。ユーザーが見るものに影響を与え、それによって他のポジティブな効果が得られるかもしれませんが、少なくとも検索ランキングに関しては、改善が見られるものではありません。次の人より5ミリ秒でも早ければいいのですから」。
つまり、良いスコアからさらに良い点を調整しても、ランキングの向上にはつながらないということです。
さらにフィリップ・ウォルトンは、ランキングを上げるために3つのコアウェブバイタルすべてで良いスコアを取る必要はないと付け加えました。この点については混乱している人もいるようなので、明確にしておきたいと思っています」と述べています。コア・ウェブ・バイタルのすべての指標で良好な基準値に達していないと、ランキングを上げることができないということではありません。そのようなことはありません。"
さらに、「実際には、その逆のようなものです。すべてのページで良好な閾値に達するとランキングブーストが得られますが、それ以上になると、さらに良好な閾値に達しても追加のブーストは得られません。例えば、LCPを2秒に設定していて、それを1秒にしたとしても、ランキングが上がることはないと公言しています。しかし、遅いページを10秒に改善すれば、ランキングが上がる可能性があります」と述べています。
ここでは、3つの要件をすべて満たすことに混乱があったかもしれませんが、そうではないようです。
グレン・ゲイブはこうまとめています。
このことについて4人が話しているエンベッドを紹介します。
Twitterでのフォーラムディスカッションの様子。